審査結果発表

やりたい夢部門 受賞プラン詳細のご紹介

最優秀賞
審査結果
最優秀賞
プラン名
あなたの街の、出張駄菓子屋さん
希望場所
どの公園でも良い
応募者名
鈴木 優希
内容
パパママ・じいちゃんばあちゃん懐かしの駄菓子屋さんが、近所の公園にやってくる!
地域の駄菓子屋さんの協力のもと、公園の広場にて出張駄菓子屋さんを出店!
懐かしのお菓子の販売はもちろん、ベーゴマや竹トンボ、メンコにおはじきに水鉄砲……。
パパママ・じいちゃんばあちゃんと一緒に、古き良きおもちゃで一緒に遊ぼう!
アピール
ポイント
駄菓子屋さんにはたくさんの夢が詰まっています。
けれどもその数は年々減少し、駄菓子屋文化について知らない子供たちが増えていると思います。
それに駄菓子屋さんって何だが入りにくい……。

そこで公園に出張駄菓子屋さんを出店します。
子供たちにとっては体と頭を使って遊ぶ昭和の遊びは新鮮に感じられると思うし、大人にとっても懐かしく楽しいイベントになると思います。

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優秀賞
審査結果
優秀賞
プラン名
園産園消の公園作り
希望場所
大高緑地公園(愛知県名古屋市)
応募者名
山崎 浩幸
内容
目指すべきはパーマカルチャーのような地産地消ならぬ園産園消(造語・園内で生産・消費を行う考え方)です。
緑地公園は多くの自然があり街では見ることの出来ない生き物や自然や物にあふれております。
例えば伐採後の樹木や野草等は管理の段階ではゴミでしかありませんが利用用途のガイドラインを持たせることで園内設備の補修増築資材としての再利用や野草等はそれらを使ったイベントの企画活用を行っていきたいと考えております。
樹木に関しましてはベンチ等の増設や柵の構築をはじめ園内設備の整備増設に活用するだけでなく、一般の方にもお譲りできる環境を整備し手が出しやすい価格で販売することで購買利益を得る事の出来るシステムを構築し、近年特に流行のガーデニングや農作業・日曜大工まで幅広く利用して頂く事により樹木の処理代金と設備修繕費の節約と園内経費の軽減の二重の効果を得られればと考えています。
野草や花等に関しましても専門家と協力を計り現在でも園内イベントで行われているジャム作りや紅茶作り等、より多くの子供達や余生を楽しまれる高齢者の方々に物を作る楽しさを合わせてお伝えできる工夫を凝らし作った物でお茶会や食事会等開いていきたいと考えています。
普段コンビニやスーパー等で簡単に買えてしまう物がどれほどの労力と努力によって自分たちの元に届いているのかをお子様からご老人まで幅広く体験していただける場になればなお嬉しく思います。
次に管理・運用の段階で出た粗大ゴミや不法投棄されたゴミなどの一部を流用したピザ窯作りです。
具体的には主に公園内や近隣で手に入る瓦や廃ブロックを使いピザ窯を作ります。
接合部には昔ながら赤土と藁を使った方法を用いる予定です。
近年では家庭で作られる料理も調理器具の発達に伴い専門的な料理も増え飲食店で出るような料理を家庭で作る人たちも少なくありません。
しかし調理器具が高額で手が出しにくい料理も少なくありません。
そこで中でも子供から大人まで人気が高く家庭ではなかなか作れないピザや燻製を調理出来る窯の製作を地域住民や子供たちを巻き込む形で製作したいと考えています。
これにより本格的なピザ窯であろうと廃材からでも工夫次第で創作することが出きることを子供達に実感してもらい完成後は家族で利用できる公共のピザ窯を目指します。
基本ルールとして出来るだけ公園内及び地域で出る廃材廃品を利用して製作することに重点をおいていくつもりです。現代はコンビニやショッピングモールの普及により物は作る物ではなく買う物であり使い終わったら捨てる感覚が子供から果ては高齢者にまで一般的になりつつあります。
しかし普段子供たちがゴミとして認識している物からでも驚くような物が生み出せる事を知ってもらうことでゴミとゆう認識から資源として捉えられるようになってもらえればと今回の企画を立案いたしました。
これにより子供たちが今までゴミと認識していた物に資産・資材としての価値を見出してくれれば不用意にゴミを捨てる現代的感覚を軽減し社会的なゴミの低減を図れればと考えております。
同時に次世代を担う子供達に物作りの楽しさ奥深さを体験や試行錯誤の大切さと共に伝え、物作り大国ニッポンの技術と知恵を世界に配信する大人に育ってくれれば嬉しくおもいます。
アピール
ポイント
今回の提案における利点としまして園産園消の考え方は緑地公園だけでなく一部一般的な公園運用でも流用できる事や考え方多いのが利点と考えます。

又リサイクルの側面でも廃棄にかかる経費の低減や園内補修費の軽減効果も得やすいのが利点です。

ピザ窯に関してはキャンプやBBQに来られる方の新たな集客ポイントになるかと考えます。
審査結果
優秀賞
プラン名
保健所の動物たちとのふれ合いパーク
希望場所
どの公園でもよい
応募者名
井上 くるみ
内容
保健所などの施設で保護されるも、引き取り手が見つからずに殺処分になってしまう動物たちの存在を知ってもらうために、公園という身近でオープンな場所で紹介し、実際に触れ合ったり、見たりしてもらう。
また、ペットとの接し方、飼育、管理などについての情報を交換したり、説明を聞いたりできるようにすると良いと思う。
そういう動物たちの存在は知っていても、実際に施設まで足を運ぶほどではないという人たちにもハードルが低くなるようにしたい。
アピール
ポイント
公園という身近な場所で動物たちの生命についての現実的な問題を取り上げることでより多くの人に現状を知ってもらうことができる。
今ペットを飼っている人や、小さな子どもたちにも話を聞いてもらいやすく、少しでも殺処分となる動物を減らすことができるのではないか。

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入選
審査結果
入選
プラン名
奇跡の花とアートの力で震災の記憶の伝承を!
希望場所
全国の公園財団ネットワークを使って広く展開したい
応募者名
アイリンブループロジェクト
内容
東日本大震災時、多数の犠牲者を出した石巻市。その中で僅か6歳の子供たちが命を落とした現場に寄り添うように咲いた白い花がある。後に現場の花はかさ上げ工事で消えてしまうが、その寸前私が現場に訪れた際に偶然持ち帰った一輪の花が奇跡的に根付き、成長し翌年花が咲いた。これは幼い犠牲者たちのメッセージと感じ、芸術家の私は花とアートを使い、震災の風化防止と、命の記憶の伝承に挑戦している。犠牲者の一人である女の子の名前をもらい「あいりちゃん」と名付け商標登録に成功。この奇跡の花「あいりちゃん」を全国で花とアートを使った記憶の伝承を展開。奇跡の花を全国の里親に育てて頂き、奇跡の花が全国と繋がる「聖花リレー」の実現。人々がどの時代で震災などに遭っても命を一番に行動できる心構えをこの企画で未来に伝承してゆく。感動の傑作話題作・短編映画「ふうせん ふふふ そら ららら」を使って講演活動・アートを使った「あいりちゃん」の育成というセットメニューを全国で行うことで、公園で楽しく有意義な防災教育を受け、家族の絆を深める機会を得るシステムを構築したいと切に願っている。
アピール
ポイント
この企画は現在「アイリンブループロジェクト」として現在活動を展開している。花が咲いていた石巻市南浜地区は2020年度、40haの広大な国営津波復興祈念公園として整備される。2020年度までに全国の公園に私が出向いて、講演活動とアートを使った奇跡の花の育成というセットメニューを展開、各地で花による記憶の伝承を伝えたい。その足跡として花が育成されるので、2020年度完成予定の国営津波復興祈念公園に全国で育成された花が石巻市に里帰りし、一つの花畑として公園内で多くの犠牲者たちの御霊を慰める役割を担う。
審査結果
入選
プラン名
公園で五節句を体感するイベント
希望場所
都立小山内裏公園(東京都町田・八王子市)
応募者名
藤岡 幸三
内容
平成の日本人が忘れがちな五節句を公園でのイベントを通して体感したり、再認識してもらう。
1)五節句とは
@1月7日 七草の節句(人日の節句)
A3月3日 桃の節句(上巳の節句)
B5月5日 菖蒲の節句(端午の節句)
C7月7日 笹の節句(七夕の節句)
D9月9日 菊の節句(重陽の節句)
2)展開内容
和装を着たパレード実施、講師による野外公演会、各節句向け和楽器演奏、スポンサー店による和菓子の飲食会。
その他@〜Dの歴史的由来にちなんだイベントを再現する。
七草かゆを食すイベントなど。(できれば被災県農作物使用)
アピール
ポイント
@住宅狭小化で節句の省略風潮に対抗
A上記節句は、5つ別々の公園で毎年開催も可能だし、1つの公園で5つを実施するも可能である点
B現代社会に流行している洋風イベント(ハロウィンやクリスマス等)に対抗できる。
 日本の固有のイベントの重みや意義を表明したい
C和菓子メーカーや着物企業など新しいスポンサーの参加の可能性
審査結果
入選
プラン名
公園なのに土足厳禁?! −体で地球を感じようー
希望場所
どの公園でもよい
応募者名
ひらさ 聖子
内容
公園の一角に土足禁止区画をつくる。

そこは、砂地、芝地や草地など。安心して裸足になれるようにする。
地面の上に裸足で立ったり、座ったり、寝転がったりできる。シートを敷くのは禁止。
地面に座る姿勢がつらい人は、ウッドデッキに腰かけて足の裏で草などを感じる。
虫が足の上に乗ってくるかもしれない。そういう自然の出来事も受け入れる。

あるいは、ハーブガーデンがあってもよい。
ハーブを裸足で踏んだり手で触れたりすると、手や足につく香りが楽しめる。
雨にぬれた砂、草も裸足で踏むことで、見ただけではわからなかった感触を知る。
素肌で自然を感じることで、いつもと違う観点で自然を知ることになる。
アピール
ポイント
日常生活の中で、家の外で裸足で歩くことがあるだろうか。
あるとしたら、プールサイド、砂浜、川遊びで訪れた河原...等。
もっと身近に裸足で地面を体感できる場所はないだろうか。
公園には砂場がある。しかし、小さな子供たちの遊び場に大人はなかなか足を踏み入れられない。
誰もが手軽に自然を体感できる場所をつくりたい。
日常生活でなかなか味わえない感覚を、身近な公園で体験できるようにしたい。
審査結果
入選
プラン名
砂場を世界最高の交流スペースにするプロジェクト
希望場所
若里公園(長野県長野市)
応募者名
木原 均
内容
 砂場のない公園や子どもに砂を触らせようとしない保護者が増えているように感じられる現在において、大人も子どもも簡単で気軽に楽しめるクリエイティブな砂遊び(砂像)を行うことにより地域住民や親子の絆を強めたい。
 具体的には公園の砂場に家族で集まって1つのテーマに沿って砂像を作り上げたいです。例えば海をテーマにしてそれぞれの家族で海の生き物を砂で自由に作ることで、砂でできた水族館を作りあげたり、下記の写真(年長の息子と2人で作りました)のような恐竜の世界を作ることで、砂場はジェラシックパークそのものになります。
 また普段子どもだけが遊んでいるイメージの強い砂場ですが、大人も一緒に参加することにより、より能動的で年齢層の広い文化的な遊びを公園で繰り広げることができます。人間関係が希薄になりつつある現代社会において、世代を超えて交流できる。そんな素晴らしい世界を公園の砂場から作り上げたいです。
アピール
ポイント
 この「夢」は年齢を問いません。小さな子どもから大人までそれぞれの世界を自由に表現できます。今までの型抜きのような砂遊びではなく、砂を立体的に作り上げることにより、子どもにとっては空間認識力や創造性、大人にとってはより表現力に磨きがかかった造形をすることで楽しみが倍増すること間違いなしです。
 砂は次の日には必ず壊れますが、壊れることにより、また作ることができます。1回作ると形を保ったままの他の創造物とそこが一番違います。何度も作ることにチャレンジできる楽しみ。それを大勢の皆さんと存分に味わいたいと思って応募させていただきました。
審査結果
入選
プラン名
吉野ヶ里歴史公園から始まる神代〜昭和の歴史トラベル
希望場所
国営吉野ヶ里歴史公園(佐賀県吉野ヶ里町及び神埼市)
応募者名
春野 洋治郎
内容
国営吉野ヶ里歴史公園は弥生時代を体感できる公園として整備されています。
公園がある神埼市及び吉野ヶ里町をつぶさに見てみると、神代から明治・昭和まで様々な歴史遺産が散在しています。
これを時代別に並べるとこうなります。
(神代) 王仁神社、白角折神社、櫛田宮、田手神社⇒(奈良時代)霊仙寺跡⇒(平安時代)下石動天満宮⇒(鎌倉時代)後鳥羽神社、栄西記念像、石塔院、東妙寺⇒(南北朝時代)姉川城跡⇒(戦国時代)直鳥城跡、西往寺⇒(江戸時代)ひのはしら一里塚、長崎街道木戸口、蛤水道、伊東玄朴旧宅⇒(明治)脊振のめがね橋、九年庵、広滝第一発電所、下村湖人生家⇒(大正)旧古賀銀行神埼支店 ⇒(昭和)アンドレ・ジャッピー記念碑
そこで、吉野ケ里公園をこうした神代から昭和までの歴史にふれる発着点という位置づけで、公園周辺の歴史スポット及び園内をめぐる散策コースを設定します。
イベントとしては『吉野ケ里公園から始まる神代〜昭和の歴史トラベル』というタイトルで、来園者にトラベルマップを渡し、各スポットにスタンプを設置してスタンプラリー形式のアトラクションを実施します。その際に周辺の歴史スポットだけではなく吉野ケ里公園内の施設もじっくり見て欲しいので、「北内郭」「南内郭」「祭壇」といった園内のポイントにもスタンプを置いておきます。
また、1日、2日ですべてをまわるのは大変なので、「歴史トラベルパスポート」を発行し、定額で1ヶ月間有効などの特典をつけます。さらに、トラベルを始める人達には各スポットを訪ねた時の感想を書き込んだり、スマホなどで撮影した写真を貼り付けることができるトラベルノートを配布し、年に1回トラベルノートのコンテストを行います。
イベントの参加は子どもから大人まで自由に参加できます。学校などでの参加は団体割引等を行います。
アピール
ポイント
吉野ケ里公園みたいに、弥生時代の遺跡・遺構というコンセプトがあると、なかなか他の時代へスリップできません。
そこで、公園一点だけにピントを合わせるのではなく、周辺までエリアを拡大すると歴史的なスポットがたくさんあることに気づきます。

そして、吉野ケ里公園をそうしたタイムトラベルの発着点と捉えれば、周辺のスポットに光があたり、歴史や公園に関心をいだく人たちが増えると考えます。

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