審査結果発表

実現した夢部門 受賞プラン詳細

入選
審査結果
入選
プラン名
8年ぶりに帰ってきたぞ!プレパの森大作戦
実施日
2017年 8月 28日〜2017年 8月 30日の3日間
団体名
あんじょうプレーパーク
主催
あんじょうプレーパーク
開催場所
荒曽根公園 (愛知県安城市)
参加者数
300人
スタッフ数
12人
写真

プレパの森大作戦チラシ

プレパの森を飛び出し、これをやりたい!!

プレパの森 水遊びの様子
実施概要
【主旨】
 夏休み最終週は、宿題も終わっていて、イベントも少なく、昼間の習い事もなく、やることもなくて、外は暑いのでごろごろと自宅で過ごす子どもが多い。だからこそ「近所の公園で思いっきり遊んで楽しかった!!」という『生きてる手ごたえを感じる時間』を与えることを目的とする。
 また、子どもの遊びの「危ない、汚い、うるさい」を許容し、子どもが遊びで育つ「遊育」の環境の大切さを伝えることを目的とする。

1 事業内容
(1)イベント名:8年ぶりに帰ってきたぞ!プレパの森大作戦
(2)とき:平成29年8月28日(月)〜30日(水)10〜16時
(3)場所:荒曽根公園内 雑木林「プレパの森」にて
(4)参加費:100円ぐらい
(5)申込み:不要
(6)事業内容

 『夏休み最後の3日間は、公園の雑木林で秘密基地を作ったり、水遊びをしたり、思いっきり遊ぼうよ!!この日だけは、木登りOK!穴掘りOK!派手な水遊びもOK!』というキャッチコピーで、当会が用意した道具を活用しながら子どもが自由に遊ぶ環境を用意する。大人も本気で遊ぶ。

2 企画準備  
5月 公園許可申請、後援申請、助成金申請(安城市社会福祉協議会)  
6月 チラシ作成・配布・回覧、WEB告知、ボラ募集  
7月 公園周辺の住民へのお知らせとお願いの訪問  
8月 ボラ人員確認、資材準備  
9月 報告書作成、お礼参り
アピールポイント・参加動機等
☆ポイント☆
1)芝は美しいけれど逃げるところが少ない炎天下の公園なのに、こどもたちの興奮して歓喜する笑声や叫び声がたえない理想的な公園の風景を実現!!

2)10年前に一緒に子育てをしていたママ友たちが、現在子育てをしているママと子どもたちのためにイベントを開催!!

3)制約の多い公園だけど、行政、地元の発言力のある方々、子どもの教育へ関心のある組織への働きかけとご理解をいただき、プレーパークを開催!!これはすごい!!

【経緯】  
 イベントを開催した荒曽根公園は、10年前は市街化調整区域で広い野原でした。  
 私たちは我が子に、季節の移り変わりを感じれる自然の中で、子どもの遊びの「危ない、汚い、うるさい」を許容し合い、子どもたちが自由な発想で好奇心のままにのびのびと遊び育っていく環境が欲しいと願っていました。  
 この野原は公園とは違い、地面には自然な凹凸があり、野草や昆虫が飛び交う荒地でしたが、子どもにとってはそれらは遊びの素でした。私たちは、プレーパークの理念を基に、この野原で自由に遊ぶ「さくのプレーパーク」という育児サークルをしていました。  

 しかし、公園造設工事により立ち入り禁止に。

 整地され芝生が敷かれた景観の美しい公園が出来上がると、ありがたいことにプレーパークの活動拠点だった雑木林は残されたものの、『火気厳禁』『近隣住宅への迷惑となる行為及び造形の変わるような行為の禁止』と制約だらけ。きれいな場所はきれいに使用しなければならないという無言の制約が苦しく、活動を休止しました。

 そして、8年の月日がたち、たき火、木登り、水遊びといった遊びも許容して下さる神社と巡り合い、神社の境内で「あんじょうプレーパーク」として再開できることになりました。すると!!  

 当時のさくのプレーパークのママ友が応援にきてくれて、新しく始めたあんじょうプレーパークに遊びに来てる親子を見て、『「さくのプレーパーク」のようにはちゃめちゃに遊ばせてあげたいたいね』と言って、次の育児世代のために、また小中学生になった我が子のために、イベントをやろう!!という気運となり、実施へ☆

 開催後は、「こどもの遊びと育ち」について講座講師の依頼や、プレーパークへの関心を寄せる方が増えました。

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