審査結果発表

実現させた夢部門 受賞プラン詳細

入選
審査結果
入選
プラン名
公園で「イグルーをつくろう」
実施日
平成24年2月4日 〜 平成24年2月5日のうちの2日間
団体名
NPO法人公園ねっとわーく
実施者名 中村 佳子
主催
NPO法人公園ねっとわーく、札苗商店街振興組合
開催場所
モエレ沼公園(北海道札幌市東区)
参加者数
50人
スタッフ数
10人
写真

実施状況

出来上がったイグルー
実施概要
「NPO法人公園ねっとわーく」が、平成14年度から10年間のあいだ、市民とともに毎年実施してきた活動です。
「冬の公園をもっと活用できるものにしていこう」との発想から、冬の公園で「イグルーをつくろう」を実践してきました。写真は、10年目である平成24年2月4日の活動の様子です。
※イグルーとは、北極地方のイヌイットが雪ブロックをかまくら型に積み上げた仮の家(シェルター)のことです。
アピールポイント・参加動機等
札幌市では毎年6mの雪が降り積もるため、冬期は公園が雪で埋め尽くされ、遊具や広場で遊ぶことが難しいのが現状です。そこで、私たちは平成14年度に、このイグルーづくりを冬の遊び方の一つとして提案し、もっと、もっと、子供たちが冬の公園で遊び、多くのことを経験できることを目指して(=夢見て)、活動を続けてきました。
活動をはじめた当初は、「イグルーってなあに?」と聞かれる度に、「エスキモーさんたちのお家だよ」などと答える日々でしたが、10年間活動を続けた結果、イグルーづくりが札幌市内で認知されるようになりました。
現在では、町内会やおやじの会などが主体となり、モエレ沼公園だけでなく市内の幾つもの公園で、イグルーづくりが行われています。

冬の公園を活用することは、子供から高齢者までの体力維持、健康維持、そして地域コニュニティ維持につながります。また、災害時の避難場所である公園において、雪のシェルターづくりを経験することは災害時の備えにもなります。 現在、「札幌青年会議所」の助成を受け、この活動を紹介する「イグルーをつくろう」というDVDと冊子を作成・無料配布しています。この活動が誰でも主体的に取り組めるものへと成長し、市内各地に広がった今、私たちの夢は実現したと感じています。

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