実現させた夢部門 受賞プラン詳細
優秀賞 |
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審査結果 |
優秀賞 | |
プラン名 |
方除地蔵尊子供祭り | |
実施日 |
平成26年8月23日の1日間 | |
団体名 |
方除地蔵尊保存会 | |
実施者名 |
服部 多嘉男 | |
主催 |
方除地蔵尊保存会 | |
開催場所 |
東上町公園(大阪府大阪市天王寺区) | |
参加者数 |
600人 | |
スタッフ数 |
64人 | |
写真 |
実施状況 |
実施状況 |
実施概要 |
東上町公園がある東筆地区では、近年大規模マンション群の建設が進み、人口がこの10年で7倍にまで増えました。 新住民が人口の大半を占める様になる一方、既存の街中では高齢化が進み、地域コミュニティの再構築も大きな課題の一つでした。 そんな中、大阪市による東上町公園の再整備事業があり、地元地域からの要望の一つとして、公園のすぐ西側にある方除地蔵尊との連続性ある整備プランを要望しました。 大阪市ではその要望に対応して、公園西側の出入り口を広めに取って、地蔵尊と相対する様に整備していただきました。 方除地蔵尊保存会では公園整備後、小さくなっていた地蔵盆の再生を図り、地元自治会(東筆振興町会)とともに『方除地蔵尊子供祭り』を企画しました。 子供祭りは転入してきた子供達とその親世代に、都心の街中で行われてきた地蔵盆という地域文化に親しんでもらう事と、それを支える既存住民との出会い・繋がり作り、そして既存の町並みの中にある東上町公園の存在も知ってもらう事を目的にしています。 子供祭りでは地域住民や地元商店による手作りの飲食屋台やゲーム屋台が並び、子供達や親子連れでにぎわいます。 祭りの途中では昔ながらの『お菓子配り』も行いますが、地蔵尊にお参りしてもらう行列も公園の中に長く伸びてきます。 東上町公園の存在も知られ、子供達の遊ぶ姿が年中見られる公園になりました。 |
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アピールポイント・参加動機等 |
【工夫したこと】 ◇ 隣接鎮座する地蔵尊と公園の一体化 公園の整備の際に、隣接鎮座する地蔵尊との一体感ある整備を大阪市に要望。 それが実現した事で行事もしやすくなりました。 ◇ 地域住民や地元商店による屋台の出店 子供祭りの屋台は全て地域住民や地元商店によるお手製です。 屋台の運営も住民が担うため、来店する子供達や新住民の家族とのやりとりがそのまま出会いと繋がり作りにもなりますし、新住民が来夏からお手伝い参加しやすくもなります。 ◇ 無理のないスタイルによる継続開催 『無理なく楽しく』を運営側の基本にする事で、子供達を楽しく迎える事が出来ますし、屋台を楽しく運営している様子に、新住民が『私もお手伝いしてみようかな』と思ってもらえやすい雰囲気にも繋がっている様です。 【夢の実現による得たもの】 ◇ 既存の町中にある東上町公園で遊ぶ子供達の増加 東上町公園の認知度が上がり、大規模マンション群の子供達も含めて、公園で遊ぶ姿が年中見られる様になりました。 ◇ 町の次代を担う子供達の参加 小学校での餅つき大会など地域行事に参加する子供達も増え、町の次代を担う世代が育ちつつあります。 ◇ 新住民の町作りへの参加 子供達の親世代など新住民が子供祭りのお手伝いを入り口に、町作りに参加し始めてくれています。 |