実現した夢部門 受賞プラン詳細
入選 |
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審査結果 |
入選 | |
プラン名 |
野外映画祭「ザ・夕涼み」 公園を地域の「つながり」の場に!短編映像ワークショップのデザイン |
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実施日 |
平成27年9月16日の1日間 | |
団体名 |
大阪産業大学 プロジェクト共育 地元のE(いい)もん・A(ええ)とこづくりプロジェクト&川口将武ゼミ | |
実施者名 |
松井 和也 | |
主催 |
ザ・夕涼み実行委員会(大阪産業大学 地元のEもん・Aとこづくりプロジェクト&川口研究室/大東環境みどり会/大東市内郵便局/深北緑地パートナーズ〔大阪府営深北緑地指定管理者〕) | |
開催場所 |
大阪府営 深北緑地(大阪府大東市) | |
参加者数 |
1,126人 | |
スタッフ数 |
128人 | |
写真 |
ワークショップ風景 |
夕涼み風景 |
ワークショップ風景 |
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実施概要 |
【実施に至る背景】「ザ・夕涼み」は深北緑地で催される野外映画祭(以後、イベント)です。私達学生(以後、学生)は、地域の郵便局・公園管理者・市民団体・大学が集まった産公民学の実行委員会に毎年参画し、社会人と対等に意見を交わす場を与えてもらっています。学生がこのイベントに携わるようになり今年で4回目。初回は学生が実行委員会事務局を担当し、イベント企画・運営の土台づくりに貢献しました。しかし、回を重ねる毎に企画の固定(マンネリ)化が見え始めました。そこで、学生が新企画を打ち出すことにしました。 【目的】この短編映像ワークショップ(=「つながり企画」)のコンセプトは、「人とつながる トキがつながる 映画につながる」です。この3つの「つながり」により、イベント来場者同士や運営者の間に、本イベントのコンセプトである「地域のみんながつながる機会」という共通意識を芽生えさせることが目的です。 【対象者】イベント来場者 【実施内容】夏休みの思い出を絵とメッセージで画用紙に描き、それらをリレーバトンのように繋いでいく映像を撮影し、編集しました。そして、イベントエンディングで短編映像として上映しました。 【結果・効果】ワークショップ参加人数は53名。この短編映像は当日の限られた時間内で撮影・編集し、上映しました。イベント来場者からは「映ってる!嬉しい!」などの感想を貰いました。また、実行委員会内でも次回への期待の声が挙がりました。 【詳細】(公式HP)http://fukakita-yusuzumi.net/(映像作品)https://youtu.be/AGUWvfTG3a0をご覧ください。 |
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アピールポイント・参加動機等 |
【夢にかけた思い】 「つながり企画」は、ワークショップ参加者と運営者とが一緒になって短編映像をつくったこと、それをイベント来場者全員で見ることで一体感を醸成できると考えました。また、この企画を毎年継続させ、作品を蓄積すれば、ワークショップ参加者やイベント来場者が閲覧するたびにそのトキの想い出や記憶をたどる事ができるものとなります。そして、作品に関わった人や場所にまで記憶を広げることができれば、いつかはコンセプトである「夏の風物詩」・「地域がつながる場」に公園がなると考えました。 【夢を叶えるための工夫】 @3時間という限られた時間で撮影から上映の工程を失敗なく実行できるよう、綿密なスケジュールを組みました。 A限られた少数メンバーで役割分担し、研修により、不足しているスキルを身に付けました。 B効率的に編集が出来るよう、映像班は事前に映像フレームを作り、ワークショップ班は子ども用のサンプル画づくりや撮影方法の事前練習を何度も重ねました。 C不測の事態に備え、代替方法を複数考え、準備物を揃えました。 Dfacebook等のSNSサービスに投稿する可能性があったため、肖像権等のコンプライアンスを十分に配慮し、公園管理者との事前協議を経て、参加者に承諾書を書いてもらいました。 E学生間の情報共有と意見交換のため、クラウドやSNSを積極的に利用しました。 【夢の実現により得たもの】 参加者自身が実際に映像に出演することで「参加者もイベントとつながっている」という意識づくりが出来ました。このことから、私達は映像という媒体の力はイベント来場者同士や運営者を結びつける大きな可能性を秘めているということを掴みました。そして、学生が新たな夢にチャレンジすることと、その夢を支えてくれる社会人がいることに気づくと共に、それが実行委員会を元気づけることにつながることを学びました。 |