実現した夢部門 受賞プラン詳細
優秀賞 |
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審査結果 |
優秀賞 | |
プラン名 |
ツリーハウスカフェ&コミュニティースペース「椿森コムナ」 | |
実施日 |
2015年10月10日〜 | |
団体名 |
株式会社拓匠開発 | |
主催 |
株式会社拓匠開発 | |
開催場所 |
椿森コムナ(千葉県千葉市中央区) | |
写真 |
実施状況 |
実施状況 |
実施状況 |
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実施概要 |
椿森コムナとは、美しい千葉公園の目の前の住宅街に残された小さな森「ツリーハウスの街による環境保全活動」によりグッドデザイン賞を受賞した拓匠開発が手がけるツリーハウスカフェ&コミュニティースペースです。 全米で住みたい街1都市ポートランドの「人と環境にやさしい街」を参考に企画、設計を行いました。 地域にある遊休地、建設現場からの廃材、解体現場からの廃材、造成活動のために伐採された樹木などの、身の回りにある「もったいない」を有効利用し制作しました。 秘密の隠れ家のようにはしごをのぼるツリーハウスはまるで絵本の世界です。ハンモックでくつろいだり、ウッドデッキに座ってコーヒーを飲んだりと非日常的なくつろぎ空間をご提供し、日替わりでキッチンカーやフードスタンドが出店、素材にこだわったオーガニックコーヒーや軽食などが楽しめます。 また、地域の方の要望にお応えして、朝7時から営業しています。 午前中は朝の体操や運動を終えたシニア層の方、夜は仕事を終えたサラリーマンやOL達が集う、地域の憩いの場となっています。 空き地や遊休地を、安易に放置したり、駐車場へ開発するのではなく、近隣住民が顧客利用及び自身で商用利用できるようなスペースへと変貌させることで、周辺地域の活性化が行われます。発想の転換によって、いろいろな形の保有資産を地域住民とのシェアで有効活用すること、地域の活性化にも役立てたいという思いでこのプロジェクトをスタートしました。 |
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アピールポイント・参加動機等 |
コンセプトの主となるのは、廃屋や廃材を利用し制作した様々な用途とデザインの可動式タイニーハウスである。その内、既存樹木である樫とイチョウの大木には、集客のシンボルとして、ツリーハウスを2棟制作。そのふもとの各所に飲食、休憩スペースを設け、利用者は思い思いの場になじみやすい意匠とするためにも、空き家の廃材や建築現場の廃材、既存樹木を利用している。その考え方は、元々の建物の基礎をそのまま休憩スペースの床に利用したり、事業主のパートナーでもある京成バラ園から廃業対象の木製パレットを譲り受け、積み上げて制作したベンチやテーブルにも及んでいる。 また、既存樹の他にハーブや野菜を育てている菜園や、地域の水性植物、生物を集めたミニビオトープで身近な緑や生き物にも楽しく触れ合うことが出来ます。都市部では希少であるツリーハウスという強烈なシンボルが施設に安定した集客力を持たせ、近隣住民にとってその施設は公民館等の既存の公的な施設とは違い、出店に価値があるものと認識させる原動力となった。また、出店が単純な飲食業だけでなく、マッサージやワークショップ、野菜市場など多種多様になることで、施設は世代を限定せずに楽しむことができ、地元自治会や子ども会等もここを利用し、地域住民全体の活性化に繋がっています。 最近では朝のお散歩や体操をしている健康志向の元気なシニア層の方々に向けて朝7:00〜9:00までシニア特別タイム【朝活コムナ】を実施しています。地元千葉県産の新鮮野菜の販売や、簡単にお持ち帰りが出来るよう2合1袋の小分けサイズで新米の販売も行っています。 椿森コムナでは季節ごとに様々なワークショップやイベントを行っています。季節の食材を使った食育ワークショップや森ヨガなどが人気です。 |