実現した夢部門 受賞プラン詳細
入選 |
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審査結果 |
入選 | |
プラン名 |
白子青空祭り | |
実施日 |
2011年7月18日〜2017年9月10日のうちの11日間 | |
団体名 |
白子青空祭り | |
実施者名 |
大和田久未・細谷幸恵 | |
主催 |
BIG WAVE 白子青空祭り実行委員会 | |
開催場所 |
県立九十九里自然公園多目的グラウンド(千葉県長生郡白子町) | |
参加者数 |
24,700人 | |
スタッフ数 |
20人 | |
写真 |
実施状況 |
実施状況 |
実施状況 |
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実施概要 |
県立九十九里自然公園多目的グラウンドは、海風を感じる芝生の気持ちが良い公園です。しかし、東日本大地震で、千葉県の九十九里浜一帯は風評被害を受け海水浴客が減少、公園もほとんど人がいなくなってしまいました。そして、再び地域を活性するには、地元の人と人との繋がりが弱いことを実感しました。 そこで、お祭り開始当時は22歳だった地元女子2人が、経験も人脈もない中で0から企画し、「九十九里浜一帯を元気にする」「家族で楽しいイベントを創る」という想いで白子青空祭りを立ち上げました。 若い2人の思いに賛同した地元の協力店舗や団体、ボランティアスタッフが集い、7年連続開催しています。 「九十九里浜一帯を元気にする」ために、人と人との交流を創り、九十九里浜一帯地域の食材や文化の魅力を発信しています。 また、「家族で楽しめるイベントを創る」ために、地域の団体によるステージ発表を集い、こども達が楽しめる体験ワークショップの開催をしています。 普段はほとんど人がいなかった芝生の公園が、地元のグルメやお土産物のPRの場となり、地元中学校吹奏楽部の演奏やフラダンス、太鼓、民謡などの発表がステージを盛り上げ、九十九里浜一帯の魅力を発信しています。 2017年の第7回白子青空祭りでは、約6,000人が公園に集い、家族連れで賑わいました。 [白子青空祭り 実施概要] 第1回白子青空祭り(全4日間 集客約3,200人 /出店数20店舗)2011年7月18日(月)・30日(土)・8月6日(土)・13日(土)9時〜15時 第2回白子青空祭り(2日間 集客約3,000人/出店数 20店舗)2012年8月18日(土)・19日(日)11時〜18時 第3回白子青空祭り(14日 集客約3,000人・15日台風で中止/出店数 28店舗)2013年9月14日(土)・15日(日)11時〜17時 第4回白子青空祭り(集客約3,000人)/出店数 30店舗2014年9月13日(土)10時〜16時 第5回白子青空祭り(集客約4,000人/出店数 36店舗)2015年9月5日(土)10時〜16時 第6回白子青空祭り(集客約5,500人/出店数 43店舗)2016年9月17日(土)10時〜16時 第7回白子青空祭り(集客約6,000人/出店数 63店舗)2017年9月10日(日)10時〜16時 |
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アピールポイント・参加動機等 |
・最初は22歳の女子2人が0から手探りで始めたお祭りでしたが、「九十九里浜一帯を元気にしたい」「家族で楽しめるイベントを創りたい」と思い描いた夢を伝え続け、お祭りを開催し、行動し続けることで、地元の店舗や団体、ボランティア仲間を巻き込み、家族連れで賑わうお祭りとなりました。 ・普段はほとんど人がいない海辺の芝生の公園でお祭りを開催することで、家族連れや新しく住み始めた人などに会場の周知ができました。 2017年の第7回白子青空祭りでは、1日に約6,000人の来場者で賑わい、近年なくなりがちな地域やコミュニティーを活性しています。 2019年までの2年間で、1万人の来場者を目指し、更に周知することで、普段からこどもたちが遊びに来る公園になってほしいと願っています。 ・地元グルメや作り手のPRの場となり、地元九十九里の塩を使った焼きそばや、7年連続開催することで出店者同士の繋がりもでき、農家とケーキ屋のお祭り限定のコラボ商品、無農薬米のプリンなどが生まれています。 地元の車屋がお祭りに来たこどもたちの思い出に残るようにと開催した、車のペイント体験は公園ならではの出店でした。 ・来場者がお祭りを気持ちよく過ごせるように、公園のごみ拾いやトイレ清掃など、美化活動に取り組んでいます。 ・町から補助金がついていない、民間ボランティア主催のお祭りのため、経費は最小限に抑えています。facebookページなどの無料SNSを利用し、イベント集客や店舗のPRを行なっています。 ・来場者が増えるように、近隣市町村(2017年度は白子町・茂原市・長生村 )の小中学校・保育所・幼稚園でチラシ(約12,000枚)配布やポスター掲示をしており、役所や教育委員会の後援を受けています。 ・運営スタッフは全員女性です。 結婚し、出産しても社会で活躍することを断念せずに、子連れでも助け合い、協力してお祭りを企画しています。 母となった今もお祭りを続けているのは、自分たちのこどもが楽しめる地域にしていきたいからです。 九十九里浜一帯も、若者の地元離れが問題と言われていますが、お祭りを続けることで子どもたちが大人になった時に、「白子青空祭りの公園に帰ってきたい」と思えるような「みんなのふるさと」を創り続けていきたいです。 |