審査結果発表

公園・夢プラン大賞2019 実施結果発表

公園・夢プラン大賞2019では、2019年4月19日(金)〜2019年9月30日(月)にかけて「実現した夢」「やりたい夢」の2部門を募集しました。

公園で行われ、皆さんの夢の実現となった「実現した夢」部門には38件、公園でやってみたいアイデアを募集する「やりたい夢」部門では392件の応募が寄せられました。審査会は2019年11月21日(木)に行われ、各部門の賞を決定いたしました。

多くの皆様にご応募いただき、誠にありがとうございました。そして受賞された皆様、おめでとうございます。

 

実現した夢部門   やりたい夢部門
実現した夢部門   やりたい夢部門

審査会

審査委員:委員長 三島 孔明 千葉大学大学院 園芸学研究科 准教授
委 員 宮地 克昌 東京観光専門学校非常勤講師、跡見学園女子大学非常勤講師
(イベント論)
委 員 荻原 礼子 (有)結まちづくり計画室 代表
委 員 林 莊祐 メディアジャーナリスト/旅記者
委 員 小田原一記 (公財)日本レクリエーション協会 専務理事・事務局長
委 員 橘 俊光 (一社)日本公園緑地協会 常務理事
委 員 有路 信 (一財)公園財団 副理事長

審査委員長講評

今回も、地域や日常に根ざした優れた内容の応募が数多く寄せられ、審査にはとても時間がかかりました。
 審査の結果、「実現した夢部門」では、地域の公園にある里山を活かし、自然観察や環境学習体験を実施している活動、米作りや泥んこ遊びを通じて地域を活性化する活動、伝統の祭りを現代的観点から再生した活動などが入選しました。

「やりたい夢部門」では、妖怪や竹など地域の文化や風土を活かしていくアイデア、防災の学びや育児の場として公園を活用していくアイデアなどが入選しました。

これらの活動やアイデアを見て、公園や緑地が市民にとって日常や地域活動を充実させる重要な場として定着してきていることを感じました。今後ますます、公園が市民・地域の様々な幸福の実現の場となり、活動が広がっていくことを願っています。そして、さらに新たな取り組みやアイデアが出てくることを期待します。

審査委員長紹介

三島 孔明
(Komei Mishima)

千葉大学大学院園芸学研究科 准教授
緑地環境学コース
環境健康学領域
 1997年より千葉大学園芸学部に勤務。着任後は、緑地の生理・心理的効果や樹木の生長特性、緑地の利用、環境教育、社会園芸学に関する教育と研究に携わった。現在の主な専門は、環境教育、人と緑とのかかわり、食農体験、環境分野の教育と情報普及など。担当授業は、環境教育学概論(学部)、人間植物関係学(博士前期課程)、人間植物関係学特論(博士後期課程)ほか。所属学会は、日本造園学会、日本環境教育学会、日本農業教育学会、人間・植物関係学会、環境社会学会ほか。また、松戸市公園整備活用推進委員会委員として公園の整備活用の検討に携わっているほか、日本造園学会理事、日本農業教育学会評議員、松戸市社会教育委員などを務めている。