審査結果発表

実現した夢部門 受賞プラン詳細

入選
審査結果
入選
プラン名
手賀 SUP&親子 yoga −地球で遊び、風土を創る−
実施日
2019年 4月 14日
団体名
手賀沼まんだら
主催
手賀沼まんだら
開催場所
手賀沼親水広場( 千葉県我孫子市 )
参加人数
130人
スタッフ数
25人
写真

初めてのPARKYOGA

仕掛けの中は・・・!!!

BIGSUPで手賀沼探検
実施概要
 手賀沼でSUP(スタンドアップパドル)に乗り、普段は入ることが難しい手賀沼の内側から手賀沼で暮らす生き物、植物を観察。SUPは初めてでもすぐに乗ることができ、子どもも運動が得意ではない人も楽しむことができるツール。SUPで水辺にエントリーすることで自然をより近くに感じることができた。6〜8人乗りのSUPを使用するので赤ちゃんや障害のある方、高齢者も安心して参加できた。
 手賀沼の湖畔では、親子yogaを実施。イベントに参加した家族が心地よく過ごせるように手作りの焼き菓子やコーヒーを提供できるブースを設置。後日、イベントの様子をドローン撮影し、ユーチューブで発信した。
アピールポイント・参加動機等
 手賀沼は、かつて日本一汚い沼として知られており、現在も水質ワースト3位。手賀沼の水質が悪化する前は、手賀沼は自然と暮らしの交わる場所であり、子どもたちの遊び場だった。子どもも大人も手賀沼の水辺で遊びつくし、生き物や植物に触れ、学んだり、ゴミ拾いをしたりすることで、手賀沼流域に愛着を持って自然環境の回復、里山の景観保全への関心を持つこと、この「共に作り上げていく場」を通して「自分で考え、動く」人間に育つことを目的に実施した。
 本イベントの企画、準備、当日スタッフは全て手賀沼流域で暮らす子育て中の父・母。生き物観察指導には我孫子市内で理科教室を主宰するママさんを依頼。救護担当に医療専門職のママさんがボランティアで協力してくれた。カフェブースでは、お菓子を作るのが得意なママさんがマドレーヌやシフォンケーキを提供。ドローンカメラマンやイベントの取材、カメラマンも子育ての繋がりで協力してくれたパパさんやママさんだった。また、手賀沼で活動するNPO法人手賀沼水生生物研究会にも協力いただき、前日に設置した仕掛けにかかった生き物を採集、観察を実施した。SUPのエントリー場所としては我孫子手賀沼漁協の協力で桟橋を利用させていただいた。
 私たちは子育てを地元のたくさんの人達に応援して欲しいと思い、イベントを通して、積極的に地元で活動する団体と出会い、親のこと、子どものこと、子育てのことを話し合う機会をもらった。生き物観察に協力していただいた手賀沼水生生物研究会から本イベントに対して「このようなアプローチは新鮮で、参加者の固定化など自分達の活動の行き詰まりを感じていたが解消のヒントを得ることができた。また、一緒に活動したい」との感想をいただいた。仕事が忙しく、なかなか地元で過ごす時間が取れない父母が本イベントにスタッフとして、参加者として関わったことが新しい繋がりづくりになった。
 もっと子供たちの生活圏で家族が夢中で遊びつくすことができるように、様々な遊び方を提案していきます。その過程で安心して暮らせるコミュニティの繋がりを作っていきます。  

一覧画面へ戻る