審査結果発表

公園・夢プラン大賞2020 実施結果発表

公園・夢プラン大賞2020では、2020年4月17日(金)〜2020年9月30日(水)にかけて「実現した夢」「やりたい夢」の2部門を募集しました。

公園で行われ、皆さんの夢の実現となった「実現した夢」部門には36件、公園でやってみたいアイデアを募集する「やりたい夢」部門では343件の応募が寄せられました。審査会は2020年10月30日(金)に行われ、各部門の賞を決定いたしました。

多くの皆様にご応募いただき、誠にありがとうございました。そして受賞された皆様、おめでとうございます。

 

実現した夢部門
実現した夢部門   やりたい夢部門

審査会

審査委員:委員長 三島 孔明 千葉大学大学院園芸学研究科 准教授
委 員 宮地 克昌 二松學舍大学国際経営学科
東京観光専門学校非常勤講師、
跡見学園女子大学非常勤講師(イベント論)
委 員 荻原 礼子 (有)結まちづくり計画室 代表
委 員 林 莊祐 メディアジャーナリスト/旅記者
委 員 小田原一記 (公財)日本レクリエーション協会 専務理事・事務局長
委 員 橘 俊光 (一社)日本公園緑地協会 常務理事
委 員 有路 信 (一財)公園財団 副理事長

審査委員長講評

今回は、コロナ禍における募集であったためか、「実現した夢部門」では、過去数年に渡って継続して行われている活動やコロナ禍でも工夫してできる内容を実施した活動など、地域の文化として根付いていると感じられるものや様々な工夫が凝らされた活動が多くみられました。それらの中でも、地域活性化につなげた活動や自然観察・体験の次世代の担い手を育んだ活動、疫病退散を願って地域の伝統行事を実施した活動などが入選しました。

「やりたい夢部門」では、公園利用の少ない夜の活動や、公園で使用が制限されている火を取り入れるアイデア、アプリを活用して公園の魅力を広げるアイデア、更にはコロナ禍で密を避けるため通常屋内で実施している活動を公園で実施するアイデアが見られ、公園が多くの人の生活にとって大事な場になっていることを感じました。今回、大胆なアイデアや実現可能に感じられるアイデアが多く、甲乙付けがたかったことから、入選9点、うち優秀賞を3点としました。

今後、公園での活動を身近に感じた方々が様々な夢を描き、実現させ、公園での活動が日常の活動としてますます発展していくことを期待します。

審査委員長紹介

三島 孔明
(Komei Mishima)

千葉大学大学院園芸学研究科 准教授
緑地環境学コース
環境健康学領域
 1997年より千葉大学園芸学部に勤務。着任後は、緑地の生理・心理的効果や樹木の生長特性、緑地の利用、環境教育、社会園芸学に関する教育と研究に携わった。現在の主な専門は、環境教育、人と緑とのかかわり、食農体験、環境分野の教育と情報普及など。担当授業は、環境教育学概論(学部),ランドスケーププロジェクト演習(博士前期課程)ほか。所属学会は、日本造園学会,日本環境教育学会,日本農業教育学会,人間・植物関係学会,環境社会学会ほか。また、松戸市都市公園整備活用推進委員会委員として公園の整備活用の検討に携わっているほか、日本造園学会理事、日本農業教育学会評議員、松戸市社会教育委員、千葉市環境教育等推進専門委員会委員などを務めている。