審査結果発表

実現した夢部門 受賞プラン詳細

入選
審査結果
入選
プラン名
公園つくるんデス! 〜日本一ちっちゃな村の小学生と造園屋さんの挑戦〜
実施日
2017年11月12日〜2018年1月11日のうちの60日間
団体名
舟橋村園むすびプロジェクト
主催
有限会社金岡造園・株式会社柴崎農園・株式会社福田園
開催場所
京坪川河川公園(富山県中新川郡舟橋村竹)
参加人数
102人
スタッフ数
17人
写真

実施状況写真

実施状況写真

実施状況写真
実施概要
 平成29年6月、「オレンジパークふはなし」(京坪川河川公園)を拡張し「何もないただの広場」を作りました。日本一ちっちゃな村の、今は何もない公園。ここでしかできない遊びをこどもたちが考え、こどもたちの手で作ることに挑戦しました。
 公園のルールもこどもたちで決めます。公園をどう使っていくかもこどもたちで考えていきます。
「日本一たのしい公園にしたい!」と村の小学生、初代「こども公園部長」7人のこどもたちが
「「日本一たのしい!」と自慢できる公園を作ろう!」と立ち上がりました。しかし、小さな村なので、すぐに大きな予算をかけて立派な公園設備や遊具を作れるわけではありません。
 そこで、彼ら小学生の想いを全力で応援しようと、私たち造園業者&有志のチーム「園むすびプロジェクト」を発足。こどもたちの自由な発想で描いた公園の「設計図」をひとつずつ実現していきます。
 小学生が主役の、日本一ちっちゃな村の、大きな未来に続く、小さくて大きな一歩。
「遊びに来た人がいつの間にか仲良しになっちゃう公園」を作るため、「一人じゃ遊べない遊具」を作くろう!ということで、この遊具づくりのための資金を、クラウドファンディングにて集めました。
アピールポイント・参加動機等
 クラウドファンディングの結果は、支援者102人の方々によって、目標金額(100万円)を大きく上回る2,542,623円の支援総額が集まり、こども公園部長たちがまず実現したかった「水遊び場」と「ひみつきち」が完成しました。
 支援者の中には地元企業をはじめ、プロジェクト関係者など多くの方から支援いただきましたが、北海道や東京など全国各地の方々からもご支援いただきました。
 こども公園部長も村のイベントに出募金活動や、PR動画の制作など主体的に取り組みました。
【水遊び場は2018年4月に完成・ひみつきちは同年9月に完成】
 こども公園部長のメンバーは公園の「設計図」の実現によって公園での活動の原点となりました。その後も毎月公園で行っている「月イチ園むすび」のイベント企画・当日スタッフの一員としても積極的に挑戦しています。発足時3年生だったメンバーも現在6年生となり、初代こども公園部長として中心的役割を担っています。また自分たちで作った「水遊び場」のメンテナンスも自主的に取り組む姿もみられます。ため池の掃除や、排水溝がつまった時には自分たちで何とかしようと自主的な姿に感動しました。
 現在は、「こども公園部長」は4代目また、女子のメンバーも募集し、「KKB48」プロジェクトが発足してからのべ31名の村の小学生、その保護者の方々も園むすびプロジェクトの活動に積極的に協力しています。こどもたちの夢を実現することによって、多くの方が公園に関わってくれていることがプロジェクトの偉大な財産となっています。

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