審査結果発表

実現した夢部門 受賞プラン詳細

入選
審査結果
入選
プラン名
星空案内イベント「飛鳥の宙」
実施日
2018年9月22日
団体名
星空案内イベント「飛鳥の宙」制作Team
主催
星のソムリエ京都 Project Team「飛鳥の宙」
開催場所
国営飛鳥歴史公園キトラ古墳周辺地区 (奈良県高市郡明日香村)
参加人数
222人
スタッフ数
20人
写真

天体望遠鏡製作教室

キャスト集合写真

飛鳥 光の回廊2018
実施概要
 キトラ古墳より出土した壁画5枚[青龍・朱雀・白虎・玄武・天文図]をテーマとし、星空案内人資格を持つスタッフが本物の夜空を使って、飛鳥時代に見たであろう星空と、現代の明日香村で見られる星空を比較しながら案内を行うライブ型イベント。

13:00〜 PROGRAM1 天体望遠鏡製作教室
14:00〜 PROGRAM2 謎解きゲーム〜みんなで作ろうキトラ天文図〜
17:00〜 PROGRAM3/PROGRAM4 整理券配布開始
17:00〜 飛鳥 光の回廊2018 点灯
18:30〜 PROGRAM4 Mitakaで宇宙旅行体験(全2回)
19:00〜 PROGRAM3 星空案内ツアー(全6回)
19:00〜 PROGRAM5 観望会ブース開放

point1
自作の天体望遠鏡を作り、星空案内を聞いたのち、製作した天体望遠鏡で気になる星を観測する。
一連の流れが作れる公園ならではの大きな施設と広場を活用!

point2
プラネタリウムとは違う、時間がたつと見える星座や星が変わるライブ型星空案内。
空が綺麗な明日香村ならではの提案!

point3
歴史的建造物を学び、知ることが出来る知識の宝庫。
明日香村の村民が条例を作って護ってきた自然と歴史を謎解きゲームで体感!
アピールポイント・参加動機等
 奈良県にある明日香村のイメージは、「何もない」です。
 条例で守られた村内は、イベントを立ち上げるにも配慮が必要なので、人々が関心を持って、楽しめる時間を提供できないかな?と仕事柄何時も考えていたのが始まりでした。
 残業後、ふと見上げてみると星や星座が凄く綺麗だったので星をテーマに立ち上げられないかな?と明日香村という地域の勉強をしたのがきっかけでした。
「東洋天文」が伝わった場所。「壁画 天文図」として史跡に残っていること。
この二つの事実を軸にイベントを展開していきました。
point1
他の地域の星空のテーマは西洋天文での解説であること。
⇒明日香村は「東洋天文」を解説が出来ることが強みであり、
 全国的に例の見ないテーマでアピールできること。
point2
世間の星空解説はプラネタリウムなど、大きな機材が必要。
⇒フィールドを公園に設定することで、老若男女が集まれるため
 自然をより感じて頂くことが出来る。
point3
他の地域のイベント実施人員は、スタッフである。
⇒スタッフではなく、キャストであることを徹底。
 お客様とどれだけ会話をして、一緒に楽しめるかを追求。

【実施結果】
  1. 県外からのゲストが多数いました。
  2. 整理券配布プログラムは、約2時間(イベント開始前)で完売。
  3. 昼間実施のプログラム〜夜間実施のプログラムまで1日滞在のゲストが多数いました。
  4. アンケートでの声
    スタッフさんとの距離が近い!
    星空案内ツアーの中でも質問が出来る。
    天体望遠鏡製作キットの料金以上のプログラム内容で満足!
    謎解きゲームで公園内を改めて回ることが出来ました!
    公園で1日退屈せずに居られました。遊園地みたい。
    来年も行ってほしいです!また来ます!
  5. 明日香村からの声(明日香村役場、公園職員、商工会職員など)
    奈良県の観光業は宿泊率を含め、夜に弱いので、奈良県や明日香村の夜を盛り上げてくれるイベントとなりました。
    大変すばらしかったです。
【イベント実現で得たもの】
 「飛鳥の宙」制作Teamのメンバーや周りの意見をたくさん頂きながら、星空案内イベント「飛鳥の宙」を生み出すことが出来ました。
 今の時代は、何をさせて遊べばいいのか、と悩んでいる親御さんが多いので、教育の一環としても当イベントへお越しいただいているファミリーが多かったように思います。
ただ、遊ぶだけではなく「遊びながら、体感し経験し、学ぶ」、当イベントに様々な役割でかかわった人々が、それぞれの学びを得ることが出来ました。 また、製作者としては来場される方々のたくさんの笑顔が得られたイベントが出来上がったと実感しております。

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