審査結果発表

やりたい夢部門 受賞プラン詳細のご紹介

優秀賞
審査結果
優秀賞
プラン名
SDG【シャケとダークナイトゴミ拾い】
希望場所
柏崎さけのふるさと公園(新潟県柏崎市)
応募者名
渡邊 朝子
内容
SDG (S)シャケと (D)ダークナイト(G)ゴミ拾い

 落ちているのは気になるけれど、なかなか行動に移せないのがゴミ拾いです。そんなゴミ拾いを人が集まれる「柏崎さけのふるさと公園」をベースとした地域(青海川海水浴場)でみんなで楽しみながら取り組めるイベントにしたい。ゴミを拾うのは夕方から夜にかけて。暗闇の中でライトに照らし出されたゴミをゲット!ちょっとした冒険宝探し気分を味わいながら楽しくゴミ拾いができます。

 また「柏崎さけのふるさと公園」は日本海に最も近い駅・青海川駅の近くにあり、サケのための人工河川が設置され水場環境を体験できる公園です。サケを紹介する展示があり、稚魚の放流や遡上してくるサケのつかみ取りなどができます。その特色を活かして、集めたゴミを焼き鮭やごはん、焼きのりなどの食材と交換しておにぎりがつくれる「おにぎりラリー」も同時開催。

 海岸でのゴミ拾いでプラスチックゴミの多さに気づき、おいしいサケを味わうことで「海の豊かさを守る」大切さを実感できる、そんな持続可能な社会を実現するための課題を身近に感じられる場をつくり出したいです!
■ダークナイトゴミ拾い
日本海に沈む夕日を楽しんだ後、暗闇の中、ライトで照らしながらゴミを拾う。普段のゴミ拾いでは感じられないドキドキ感があり、子どもも大人も冒険宝探し気分で楽しみながらゴミを拾うことができる!そして拾いきれないゴミの多さに驚きます。
■おにぎりラリー
ダークナイトゴミ拾いで集めたゴミは一定の量や種類を満たすとその場で焼いた鮭や市内産のごはん、手作り塩、のりと交換できる。自分で集めた食材でシャケおにぎりを握って食べることで自然の恵みを実感します。
■流木たき火
海ごみの流木も塩抜きして乾燥させ、薪としてかがり火をたけばカーボンニュートラルなエネルギー源に。炎の温かさと揺らぐ光で照らされた空間でおにぎりを食べる豊かな時間を過ごせます。
アピール
ポイント
 今、動物や私たちへのプラスチック海洋ゴミの影響が問題視されています。どんなに拾っても流出を止めなければ海ゴミは減りません。日本人にとって大切な食材である「鮭」と関連させて楽しくゴミ拾いを体験してもらうことで、「もしかしたら近い将来おいしいシャケおにぎりが食べられなくなるかも!?」とプラスチック海洋ゴミの問題をより身近に感じ、拾ってきれいにすることだけでなく、流出させないということに意識を向けるきっかけをつくりたいのです。

 大量に流れつき、その大きさから海水浴場を占領してしまう流木は人力で回収が困難であり、塩分を含むためダイオキシンが発生するのでその場で燃やすこともできない、地域の方にとってはたいへん厄介な海ごみのようです。そんな流木をその地域内の川で塩抜き・乾燥させイベント時に薪として使い資源とすることで解決。公園を中心とした地域資源と合わせて、「たき火」という魅力的なコンテンツで人を呼ぶことで地域の活性化につながります。
審査結果
優秀賞
プラン名
デジタル焚き火で、みんなのナイトパーク体験
希望場所
代々木公園など、渋谷区の公園(東京都渋谷区)
応募者名
田中 翔太
内容
【着目した点】
 現在、東京都渋谷区などを中心に、夜間の経済・消費行動を高める「ナイトタイムエコノミー」政策に注目が集まっています。
 多くの場合、飲食店の深夜営業など、華やかで明るい空間をイメージしますが、一方で「都会の夜の中で、皆が落ち着いて安らげる空間」も、同様に必要にされていくはずです。 しかし、ナイトタイムエコノミーと公園では、若者が集って騒ぐ、ゴミが出る、といった懸念も多く、逆に昼間は開放的な素敵なはずの公園に、人の目の届かない暗がりが多ければ女性や子供連れの家族には不安が残ります。
【目指したい状態】
・「夜も、安心して穏やかな気持ちで過ごせる公園」を実現したい
「やりたい夢」
・「公園内に360°から囲むことが出来るデジタルな焚き火」を設置
- 5G時代の新たなチャレンジとして通信キャリアや家電メーカーと協力し
 老若男女が安全に楽しめる「デジタル焚き火」を実現
- 皆で焚き火を囲み、ヒーリングミュージックや
 アーティストの演奏などを穏やかに楽しめる空間を生み出す
- 大規模なライトアップではなく
 可動型のモニターなどを小さく囲むところからスタートし
 実証実験的に広めていくことで
 官民共同で、運営や環境整備などを進めていく
 「ナイトパーク」のコミュニティを生み出していく
アピール
ポイント
・焚き火だけでなく、季節に応じて「デジタル夜桜」
「ナイトタイムエコノミー」で華やかな都市空間から
 ほっと穏やかな気持ちになれる
 日本ならではの「ナイトパーク」体験を創出
・時期によっては、デジタルならではの
 「渋谷区と交流のある世界各国の夜景」や
 「作品とのコラボレーション」などに拡げていき
 昼間のイベントと連続性をもった「ナイトパーク」体験へ
・火気厳禁、夜間の治安やゴミの問題なども
 「デジタル焚き火」が「イベント」から「日常」になることで
 公園を中心とした「ナイトパーク」コミュニティが育ち
 都市の中の「穏やかに過ごせる空間」が
 住民や企業によって自律的に維持・発展していくことも
 期待できるのではないか、と思います
審査結果
優秀賞
プラン名
日替迷路にメ〜ロ※ (※me-眼 ro-ロ)
希望場所
どこでも。平地があるところ。
応募者名
のりちゃん
内容
 11×11(約2m)区画にひまわり 長尺密集植えを基本として、子供の身長を考慮して周囲から分からないように迷路をつくる。出口/入口を4か所設けて日替わりとして4パターンとする。避難扉も作っておく。行き止まりには、こわ〜い鬼顔をを貼っておくか、今時のQRスタンプ集めも。ドッキリしつつ楽しみかも。最低30m角の畑のような平地に設営。
日替迷路にメ〜ロ
アピール
ポイント
 青空の下でわくわくしたり、ヒヤリ!となるか、ドキッ!となるか効果も色々。4パターンあるから幾度も楽しめます。チャレンジする子供さんのお意欲も少しは高まるといいな。

(画像補足)
・緑枠は「ひまわりの密植(身長より高くなる)。」がいいなと思っている。橙色枠は、立て看板など配置する。緑枠と同様に、「ひまわりの密植」でもいいです。
・日替わりルート(赤矢印)2パターン。出口・入口を入れ替えれば2パターン。つまり、計4パターンとなります。
・黄色枠はエスケープ(避難)扉(青矢印)4か所あり。
・一番外側の白枠2か所は、入口/出口です。どちらからでも可能です。
・薄青枠は、入口/出口のリバース枠にしない場合です。立て看板・ポット植木など配置する。
・緑色枠は、公園の「公」の字に、いちおう模してあります。橙色枠もお邪魔枠です。
 子供目線高さに「鬼の顔」など配置すれば、どっきり?行き止まりのお邪魔枠には、スタンプ集めできると嬉しいかも?今時は、QRのスタンプ集めを工夫しますか?枠の配置は一例ですので、いかようにも変更可能です。

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入選
審査結果
入選
プラン名
アートシェードパーク -大空の美術館-
希望場所
大きな広場のある公園
応募者名
原 昌之
内容
夏場、大きな公園には日差しをしのげる日陰が少ない!と思う人は多いと思います。

そこで考えたのは、アーティストの絵を印刷したメッシュタイプの膜材で、たくさんの日陰をつくる「アートシェードパーク」です。

ウィズコロナ時代の今、アーティストは高いレンタル料を払ってギャラリーで個展を開いても、作品を多くの人に見てもらうことが難しい状況です。

そこで、アート作品を印刷したシェードをアーティストから募り、そのシェードでたくさんの日陰シェルター(アートシェード)をつくり並べることで、作品をたくさんの人に見てもらえ、利用者は日陰で過ごしつつアートを楽しむことがでる、まるで大空が美術館になったような公園が生まれます。

昨今では日陰を増やすために、オーニングのような簡易な日陰シェルターを取り入れる公園も多いですが、シェード部分は消耗品のため、定期的に交換する必要が出てきます。
アートシェードはその費用の一部を、アーティストが作品の展示代金として一部負担することで、公園のランニングコストも軽減します。
アピール
ポイント
私は予てから、公園とアートの展示の親和性は非常に高いと思っていました。アーティストにとっては多くの人の目に映る恰好の場所であり、公園の利用者は作品を見て感性を養ったり、自分の好みを理解することで、心を成長させることができます。

公園という誰でも利用できる空間で、多くの人が、アートを通して自分を見つめる時間が増えることは、より良い未来を創ることに繋がると信じています。
審査結果
入選
プラン名
生き物スタンプラリー
希望場所
ある程度の面積があり緑のある公園(神奈川県藤沢市)
応募者名
安達 和紀
内容
 一公園で、生き物に着目したスタンプラリーを行います。
 具体的には、その公園に生息している昆虫、植物、動物を最初に把握しておきその種の数に応じて発見難易度をつけておきます。そして、発見した生き物の写真をその場で取り、見せることによりスタンプがもらえるようにします。スタンプは、発見難易度の高い種のほうがもらえる数がおおいという仕組みにします。そして、たまったスタンプの個数におおじて、公園で遊ぶときに使用するボールやフリスビーなどと交換ができるようにします。この企画の主なターゲットは、小学生です。
アピール
ポイント
 私が、小学生の時はよく近くの公園に行き昆虫を捕まえて観察したり、タンポポの種を飛ばして遊んだりしていました。外で生き物に触れ、遊ぶことで学ぶことができたことや興味のある学問の分野を見つけることができました。そして、私は、幼い時に興味を持った生き物について現在大学で学んでいます。しかし、現在は、家の中でゲームをしたり外で遊ぶのではなくオンライン上で遊ぶおいうのが普通になってきています。なので、この生き物スタンプラリーを行えれば、生き物とふれあい興味を持ってもらえるだけでなく、景品をあえて外で使うものにすることにより家の外に出て遊ぶ子供たちを増やすことができます。
審査結果
入選
プラン名
石垣クライミングで忍者・歴史体験
希望場所
福井城址・福井市中央公園(福井県福井市)
応募者名
橘 幸宏
内容
・市中央公園堀割広場にある復元石垣は、ただ眺めているだけでは有効活用されているとは言えない。中には高札の禁を破って登ったりする人もいるようだが、それだけの需要があるのなら、おおっぴらに登れるようになったらいい。2018年の福井国体の機運を盛り上げるイベントにて、駅前の屋根付きオープンスベースに仮設のクライミングウォール等が設置され、好評を博していたが、常設で再現できないものだろうか。そこで、パークPFIの手法を活用し、安全対策を取ったうえで、石垣登りを料金制で事業化してみることを提案する。
アピール
ポイント
上記の石垣登りの体験ができる箇所は全国的にそうはないのではなかろうか。とりわけ忍者体験はインバウンド観光需要におけるキラーコンテンツであることは周知の事実である。これらがもし事業化すれば、県長期ビジョンの「ふくいエンタメ計画」に資し、新たな「活力人口」の拡大を目指せるのではないだろうか。地方都市の県都における観光まちづくり(まちづくりのための観光)、ひいては地方創生の発露に昇華させていきたい。スポーツツーリズムの事例として、うまく軌道に乗せることができたならば、日本全国における地方創生のロールモデルとしても展開可能かもしれない。
審査結果
入選
プラン名
公園で愛を育む
希望場所
浜離宮恩賜公園、新宿御苑(東京都港・新宿区)
応募者名
甲斐 理恵
内容
 公園はデートスポットの定番ですが、初デートの大学生カップルから金婚式の老夫婦までが公園散策を楽しみ、来る前より仲良くなって帰れる、いつまでも思い出に残る、また行きたくなる、そんなプランを目指しました。

1. ピクニックデートができる公園
 芝生広場の近くでバスケットにサンドイッチやスイーツと飲み物とかわいらしい柄の敷物をセットにしたものを売る。 ピクニック風景を写真に撮ってくれるサービス付き。

2. 公園で見つけた素敵なカップルファッションコンテスト
  「我こそは」というおしゃれなカップルやご夫婦がエントリーし、公園内で写真を撮って応募してもらう。公園HPやインスタに掲載。

3. 公園内のモデルデートコース紹介
 公園内の素敵スポットを巡るデートコースを手書きの地図で紹介。告白にぴったりの場所・庭師さん・学芸員の方イチオシのきれいな風景が見られる穴場・隠れた楽しみ方等を掲載。

4. 浴衣デーをつくる
 浴衣で来るとちょっとしたいいことがある(入園料が少し安くなる、プレゼントがもらえる等)日を作って、カップル・夫婦で思い切りおしゃれして来られるきっかけを作る。

5. 公園ラブラブエピソード募集
 その公園で告白して結ばれたというエピソードや、周辺散策も含めた素敵なデートプランを募集して公園HPに掲載。

6. ムーディーなクラシックコンサート、踊れるコンサート開催
 クラシック音楽を奏でるムード満点のコンサートか、簡単な振付でみんなで踊れるコンサートを開催。

7. 3か月後に手紙が届くイベント
 公園デートの今日の1日の感謝を一緒に来てくれた相手に送る手紙を書いて、公園ポストに投函すると3か月後にそれぞれに到着。楽しい思い出よいつまでも「また行こうね」となるのを期待。

8. 公園の花をプレゼント
 菜の花やコスモス等の公園内の花園で花摘みができて、一緒に行った女性にプレゼントできる場所をつくる。

9. 公園内にある「恋愛運に効く場所」を紹介
 霊験あらたかな占い師の方に「恋に効く気のいい場所」をピックアップしてもらい、紹介する。

10.靴飛ばし大会開催
 芝生で靴飛ばし大会を開催し、カップル・夫婦で協力して距離を稼ぐことで、いつまでも笑いあえる思い出を作る。
アピール
ポイント
 コロナでなかなかデートをすることもままならない状況ですが、広々とした公園で密にならず、他県に移動することもなく、太陽のもと楽しい思い出をたくさん作れると、みんな心も晴れてうれしく愛も深まるのではと思い、応募しました。
 このような状況だからこそ「仲良きことは美しきかな」人の愛が身に染みて、弱った心を支えるのではないかと思います。
・・・この夢がもし実現しましたら、ちゃんと相手を見つけて、必ずやカップルで伺うことを誓います!(笑)
審査結果
入選
プラン名
公園守り神の旅
希望場所
台東区内の公園全て
応募者名
山田 豪
内容
 台東区内にある公園に、それぞれ守り神のキャラを設定し、公園守り神を巡る旅をする。公園の守り神からは「守り神からのお願い」という名の指令が提示される。それは、その公園の遊具や特性を生かしたものとし、身体を動かしてできるものとする。アプリを活用して行う。様々な部門でのランキングなども設定していく。実現可能だった場合、東京都、関東、全国、世界へと範囲を広げていく。
アピール
ポイント
 キャラを設定することで、公園に愛着が生まれる。様々な公園を巡るため、人の流れが生まれ、地域が活性化する。アプリ上で行うことで、ストーリー性豊かに楽しめる。また、「神様からのお願い」では、身体を動かすことができ、目的意識をもって汗を流すことができる。世界の範囲を広げていくことができ、発展的なイベントとなる。
審査結果
入選
プラン名
全国公園研究図鑑:公園で大発見!!
希望場所
すべての公園
応募者名
下中 康行
内容
日本全国には大小様々な公園があります。いつも賑わっている公園から少し静かな公園まで魅力は様々ですが、公園の魅力はまだまだ奥深いと考えています。
公園内には様々な【遊具】から【動植物】【昆虫】や【砂・土・石】などが存在しています。しかし、そこにどんなものがあるのか?正確に知っている人は少ないのではないでしょうか?
そこで、SNSやカメラ・スマホが身近な今だからこそ、公園にある様々なものを撮影し登録、そしてそれがどんなものかを判別し知識を深め共有するそんな公園専門サイト・アプリがあってもよいのではないかと考えています。
「googlelens」に代表されるような被写体を認識するアプリのように、動植物などの名前や情報を知識として共有し場所を登録する。
身近な公園での新しい発見や興味をもつことのきっかけとして、訪れたことのない公園の情報を見て楽しんだりと公園の新しい魅力を引き出せると思います。
アピール
ポイント
夢としてはアプリもしくはブラウザから誰でも閲覧登録できるような仕組みがあり、情報共有ツールとしても社会貢献や環境への興味、地域活性化にもなればと考えています。
四季で移り変わる公園の景色から、ミクロのものまで興味が広がれば今より大人も子供もわくわくする公園が増えてほしいです。
なにげない公園内で、植物などを観察したり調べるきっかけづくりとなり、そこに集う人々の正しい知識を育てる場、環境意識の向上などへと繋がって、よりよい社会づくりの一環になればという夢を抱いています。

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