審査結果発表

実現した夢部門 受賞プラン詳細

入選
審査結果
入選
プラン名
こもれびの森で、あそぼう・作ろう
実施日
2021/7/25
団体名
こもれびの森「竹山」、NPO法人あいら子育て、地域支援情報局みちみち
主催
こもれびの森「竹山」
開催場所
こもれびの森「竹山」(鹿児島県霧島市)
参加人数
1回あたり30人
スタッフ数
1回あたり5人
写真

実施写真1

実施写真2

実施写真3
実施概要
(※開催期日補足:「年間を通して約10回程度行っています。また、月に半数以上事業所等に貸し出しています。」)

小学校の教員を定年退職後、「大人も子どもも自然の中で楽しい時間を共有できる空間」を作りたいという想いのもと、千葉から地元鹿児島県霧島市に帰郷しました。先祖から受け継いだ荒れ果てた山を家族親戚地元の方々の協力を得ながら数年かけ少しずつ開拓し、親子で時間を共有できる空間、こもれびの森「竹山」を作りました。
こもれびでは、手づくりのブランコや滑り台があり、川でたらい船に乗ったり、五右衛門風呂で身体を温めたり、お腹が空いたら手づくりかまどやピザ窯で火をおこしたり、人それぞれいろいろな過ごし方ができます。
使用に関しては、事前連絡さえ頂けたら全て無料で開放しています。使用料はいただいたいません。
こもれびでは竹馬や弓づくり等のイベント等定期的に行っている他、補修を加えながら、手づくりのアスレチックを作り続けています。
更に健常者だけでなく、車椅子の方やご高齢の方でも気軽に運べて楽しい時間を共有していただこうと、バリアフリーのスロープを作ったりトイレも車椅子でも使用できるように皆で協力して一から木材や廃材を使用して作っています。
現在では、活気も人気もなかった山の中に子どもや大人の笑い声がたくさん聞こえるようになり、また地域の方々と年代問わず、温かい繋がりが広がり続けています。
アピールポイント・参加動機等
現在では毎週個人から団体まで使用されるようになり、県外からわざわざ来て下さる方も散見されるようになり夢の実現に至りましたが、最初の構想の段階では、まさかこもれびがここまで来れるとは私を含め誰も思っていませんでしたし、反対されることも度々ありました。
うっそうと茂る山の中で、1メートル先が何も見えないところからの始まりでした。
夢の実現に至ったものは何かと考えたときに、人との繋がりそしてその方々の見返りを求めない温かい思いやりに他ならないという想いで感謝が沸々と湧き出てきます。
こもれびでの時間は、自然の中で木の温もりやかまどの煙の匂い、木の燃える音、川のせせらぎを全身に浴びながら、非日常から解放され人間本来の大事な記憶を呼び起こしてくれるものと思っています。
自然が相手なので、大変なこともありますが、かけがえのない活動となっています。これからも人との繋がり温もりを大事にしながら、郷土に少しでも還元できればと考えています。そして、このこもれびの森が子どもの世代、孫の世代と延々と受け継がれていく事が私の願であり、今後の夢でもあります。

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