実現した夢部門 受賞プラン詳細
入選 |
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審査結果 |
入選 | |
プラン名 |
子ども達主催の地域交流食堂「青空えんてらす」 | |
実施日 |
2024/5/19 〜 月1回開催 ※応募時点で4回実施 | |
実施団体名 |
南流山子ども食堂の会 | |
主催 |
南流山子ども食堂の会 | |
開催場所 |
南流山駅前南口広場(千葉県流山市) | |
参加人数 |
延べ399人 | |
スタッフ数 |
30人 | |
写真 |
来場者たち |
調理する子ども達 |
スタッフ集合写真 |
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実施概要 |
団体設立経緯: 10年で人口が約1.25倍に増えている千葉県流山市。人口流入が進む一方でコミュニティは希薄化。民生委員・児童委員は「流入世帯が多く、困っている世帯を把握しきれない」という状況。加えて、共働き子育て世帯と話すと「マンションがあったから引っ越してきた」など、地域への興味関心は低い。そんな中、私たちの団体は2017年7月に流入世帯と地元民の有志たちが集い、ビジョンとして「一人一人の子ども達が自己理解と共に自らの存在価値を感じ、その子らしく社会に羽ばたいていく」を掲げ活動を開始した。子ども食堂・無料学習支援・社会科や理科体験を実施してきましたが、今回ご紹介するのは、2024年に新設した企画「子ども達主催の地域交流食堂”青空えんてらす”」です。 イベント企画経緯: 7年間子ども食堂を続ける中で、子ども達が調理や配膳のお手伝いをし元気になることに気づいた。親からの声「子どもがお手伝いをやることが楽しくて仕方がない」とのこと。子ども達自身が誰かの役に立つことでやりがいを感じる体験をさらに提供したいと考えた。加えて、希薄化が進む地域課題に対して、地域の子ども達が地域交流食堂を運営することで、地域の老若男女と駅利用者が集い相互へ関心が高めていくきっかけになるのではないかと考えた。 実施概要: 千葉県乗降客数第8位であるJR南流山駅前という話題性・社会性のある場で、子ども達が地域貢献経験できる食堂「子ども達が主役の青空地域交流食堂」の開催。 ・月1回日曜日12〜14時頃 ※2024年5月より開催。 ・参加者:駅利用・乗換客、地域の老若男女 ・流山名産のみりんを加えたカレー(120食限定)を提供。 ・参加費は大人1名50円、子無料 ・午前中に子ども達が調理し、お昼から子どもたちが提供している。 ・毎回、子どもたちに店長やチラシ係、誘導係などを決めている。終了後は振り返りの会を行っている。 ・2024年5月から月1回開催をしており、4回でのべ399名参加。 |
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アピールポイント・参加動機等 |
普段は何もない駅前広場を、定期的な「子ども達のやりがい体験」「地域交流の場」に変え、地域を「助け助けられ地域」に導く第一歩にしたこと。 1:子ども達がやりがいを感じる場所として、地域の人なら誰もが知っている場所が最適と考えた。その時流山市が南流山駅前の活性化をテーマとして掲げていることを知り、流山市に企画提案し市の場所利用承諾と後援を得た。駅前広場を利用することができるようになった。 2:子どもたちは、地域交流食堂の調理・配膳・誘導などを担う事で、「楽しかった!また来月も頑張る!」と言って帰っていきます。また駅前広場という皆が知っている場所のため、子ども達が友だちを誘うケースが増えており、子どものボランティア数も増加中。 3:駅前広場を「助け助けられ地域」の拠点にしていきたいと考えております。駅利用のサラリーマンと地域のおばあちゃん、スタッフである子ども達という、通常であれば接点が少ない属性の人同士の交流が生まれています。月1回という定期開催をすることで、スポットの盛り上がりではなく、徐々に地域の交流が拡大していくことを狙っています。 4:地域の名産であるみりんを加えたメニューにすることで、地域らしさを追加しています。 5:私たちは、地域住民によって地域コミュニティ活性化をしたオーストラリア「ポイントクック」の事例を目指しています。メルボルンから約20キロ離れているポイントクックは、都市開発が進むベッドタウンで、まさに流山市と似ています。ポイントクックでは地域コミュニティの希薄さに問題を感じた数人の市民が立ち上がり、いまではすっかり地域コミュニティの基盤となっているとのこと。青空えんてらすは、南流山を第2のポイントクックのようにする先駆けでありたいと考え、今後は私たち以外の団体にも駅前広場活用をしてもらうよう、連携していきたいと考えています。 |