実現した夢部門 受賞プラン詳細
入選 |
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審査結果 |
入選 | |
プラン名 |
四街道こどもまちづくりプロジェクト実行委員会 | |
実施日 |
2023/10/28〜10/29 2日間 | |
実施団体名 |
四街道こどもまちづくりプロジェクト実行委員会 | |
主催 |
四街道こどもまちづくりプロジェクト実行委員会 | |
開催場所 |
鷹の台公園(千葉県四街道市) | |
参加人数 |
延べ1,000人 | |
スタッフ数 |
20人 | |
写真 |
システムは情報大生が作成、運用 |
防災食を試せるお店も |
世代を超えてみんなが集うイベント |
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実施概要 |
四街道市吉岡地区にある鷹の台公園で2日間、こどもたちが自分たちの通貨で自分たちのつくったまちを楽しむ「こどものまち」、0才から大人まで誰でも遊び集える場「プレーパーク」、地域の住民や企業、団体によるマルシェ「みんなでマーケット」、100%学生企画で実施する「ウォークアドベンチャー」を同時開催。地域住民、市民団体、地元企業、地元大学、周辺自治会、社協、行政職員が子ども、学生を中心に集い、遊ぶイベントを開催した。 2日間で参加者は延べ1000人、多くの人が集い、つながる機会を創出した。 準備から地域住民と大学生が定期的に話す機会を持つことで、学生と地域住民のつながりもでき、イベントをきっかけにできた関係が日常の中につながっている。 「こどものまち」では子ども達が買い物をするだけでなく、自分たちのお店を開いたり、「おしごとセンター」で仕事をもらってお金を稼ぐことができる。おしごとセンターでは仕事をタブレットを使用して管理、そのシステムは東京情報大学河野ゼミが開発、運用している。 「プレーパーク」は自分の責任で自由に遊ぶをコンセプトにしている野外の遊び場で、乳幼児親子や通りかかった地域住民の居場所、交流の場として機能している。 「みんなでマーケット」は地域の企業や団体、個人の出店を出店料代わりに通貨で購入できる物品寄付で受けており、大人にとっても通貨での値段設定や雇用について考える機会を作っている。マーケットがあることで、子育て世代以外の人も参加しやすい。 このほか、実施していウォークアドベンチャーは学生企画であり、おしごとセンターと合わせ、学生の研究の場としても機能してる。地域の団体による洋服交換会も実施しており、乳幼児親子を中心に好評で、交流のきっかけにもなっている。 本番2日間に向け、定例会を月に1度程度、それ以外に子ども達も含めた企画会、振り返り会も実施している。 |
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アピールポイント・参加動機等 |
吉岡地区は四街道市中心部から国道を隔てた飛び地であり、生活圏は隣接する千葉市若葉区となっているが、こうしたイベントを実施することで、市の境を超え、交流する機会にもなっている。 「まちには人が住んでいます」をコンセプトに大人も子どもも自分たちのやりたいことの代表は自分、やってみたいこと、やりたいこと、できることを持ち寄ってそれぞれが自己実現できる場となっている。 2014年の開催からこの年の開催が8回目の開催であり、コロナ禍でも休まず、工夫をし、形を変えながら継続して開催してきたことで、関係する団体や企業も増えている。 また、「こどものまち」で子ども達が体験する仕事の名前を四街道市役所内の実際の部署の名前に合わせることで、子ども達が実際に市役所に行った際により身近に、自分事として感じたり、子ども達自身が自分たちのまちの仕組みを考える中で、現実のまちの仕組みの必要性に気づく機会となり、アクティブラーニングの場となっている。 また、イベントの準備から地域住民と大学生が定期的に話す機会を持つことで、学生と地域住民のつながりもでき、イベントをきっかけにできた関係が日常の中につながった。 協力を得ている東京情報大学を子ども達が訪れたり、地域内にある岩渕薬品(株)やハウス食品など同じ地域にあるが、関わる機会のない人や企業と地域をつなぐ機会にもなり、プロジェクトが目的とする「顔見知りを増やし安心安全なまちにする」を少しずつ実現している。 「こどものまち」の通貨でマルシェの買い物ができたり、「尋ね人」など、子ども達が地域の大人に話しかけるきっかけを提供することで、世代間交流を促進、シニア世代にとっても、子ども達や学生と関わる機会となった。 2024年度も11月9日、10日の2日間に開催が決定しており、今年度から新たに千葉大予防医学研究センターも参加する等、広がっている。 |